間宮英三の映像日記



2005/06/17 (Fri) 23

.□ ディープ・ブルー □.

作品のまとまり具合には、いまひとつ不満が無い

わけではないが、DVDを所有するにふさわしい作品

で、あることは明らかだ。繰り返し同じ画像が、

見れるDVDにもっともふさわしい映画かもしれない。



2005/05/26 (Thu) 22

.□ 「女の都」と「カサノバ」 □.

 この2本がセットになって出ました。見ればフェリーニの性に関する考え方がわかって面白い組み合わせです。まあ、フェリーニのファンならばどんな組み合わせになっていても購入するのでしょうがね。
 紀伊国屋はよくもまあ、続けざまに、BOXばかりを発売してくれます。自分のDVDの中に占める紀伊国屋発売の割合がどんどん上がってきています。



2005/05/19 (Thu) 21

.□ 燃え上がる生物 □.

 ジャック・スミスが生きている間は見ることが出来なくて、幻と化していましたが、現在は何とかインターネット上で、DVDが流通しております。内容はケネス・アンガー的なフロモ風ですが、さすがに30分を越える時間にはつらいものがあります。15分以内が順当な線でしょうね。
一緒にノーマル・ラブという作品も入っていました。こちらはカラーです。



2005/05/05 (Thu) 20

.□ ゴダール □.

 日本人が好きな映画監督の一人であることは間違いない。短編やオムニバス作品を含むとはいえ2005年までに89本の作品を生み出しており、その中には実験的な作品も数多く含まれている。それらのうちかなりの数の作品がDVDとして発売されていることは、その人気のほどが伺える。一度見たぐらいでは、内容を把握できない作品も多いので、DVDが必要特に、購入が必要だといえる作品も多い。現在、「映画史」をはじめとして、手に入る作品を全部見ようと奮闘中である。



2005/04/18 (Mon) 19

.□ タスク  □.

 ホドロフスキーの幻の映画ですが、やはり幻は
幻のままの方が、良かったのかもしれません。象が好きな人には、みどころがあるかもしれません。
 カフェ・フレッシュの監督の一般映画のドクター・カリガリもやはり同様でした。



2005/04/12 (Tue) 18

.□  ポケット一杯の幸福 □.

 大甘な内容ですが、フランク・キャプラの映画は心のコリをやさしくほぐしてくれます。古臭いと考える人も多いでしょうが、今だからこそもっと人に見てもらいたいと考えます。
 続けて、「野のゆり」も見てしまいました。キリスト教に特別の思い入れはありませんが、映画の中では、思い入れのある作品がキリスト教をテーマーにしていることが多いですね。「ブラザーサンシスタームーン」とか「ベンハー」、「十戒」とか



2005/04/12 (Tue) 17

.□ ウィーン行動主義派 □.

 60年代後半からウィーンに起きた、芸術運動で絵画や映画、パォーマンスなどが展開されました。オットー・ミュールがその中心人物です。70年代後半に新宿のアートシアターで何本かを見ていますが、映像を纏めて見たのは初めてです。現在ではどうということは無いですが、40年近く前にやったとことだと考えると、その当時見た人はかなりのショックを受けたのではないでしょうか。いい時代になったものです。幻の映像が幻でなくなりました。



2005/04/04 (Mon) 16

.□ ル・バル □.

 ダンス・ホールを舞台に、カメラはそこから出ません。戦前から50年の移り変わりを、テンポ良く音楽とダンスだけで見せてくれます。せりふは一切ありませんが、笑いあり、涙ありの作品になっています。DVDは日本未発売ですが、せりふが無いので、どこの国から出ていても問題がありません。フランスで発売になっていますので、早速取り寄せてみています。自分にとってこれはカルトなのでもう5回は見直してしまいました。



2005/04/04 (Mon) 15

.□ 箪笥とオールド・ボーイ □.

 ともにアメリカでも話題になり、リメイクされる予定になっています。ともに、見終わった後の後味は良くはありませんが、ガッンと衝撃の来る映画でした。おそらく、これからも何度も見返すことになると思います。



2005/03/18 (Fri) 14

.□ キュブリックの処女作のDVD □.

 「恐れと欲望」と題された、戦争映画は、監督が後になって、アマチュア的だとして、抹殺したので、50年間どこでも見ることが、出来ませんでした。
 画像は良くない状態ですが、何とか見ることが出来るものを発売したメーカーがあり、初めて見ることが出来ました。
 低予算で派手さも無いですが、初々しさが感じられる、心理ドラマです。
 敵地に不時着した、4人が何とか脱出しようとする話です。アクションではなく極限状態の人を描いています。


 

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